フェードカットの解説とフェードスタイルの紹介

こんにちは、こんばんわ。
matsurihaです。

以前、刈り上げについてお伝えしました。
そして今回は、BARBER松本理髪と言えば「フェード」。

「フェード」についてお伝えしていきますよ。

お店がオープンしたのは2年半前ですが、オープン当時は、「フェード」はまだ浸透していませんでした。

一年経過したあたりから、徐々に「フェードでお願いします。」と聞くようになってきましたね。

フェードと言っても、ただ短く刈り上げているだけではありません。
フェードはデザインです。

様々に幅を変えたり、形を変えたり、ラインを変えたり、組み合わせでフェードのデザインを作ることができますよ。
なので、フェードは単調な短髪にデザインを加えるツールになります。

いきなりフェードデザインについて語ってしまいましたが、まずは基本のフェードについてお伝えしていきますね。

ついでに、フェードスタイルも紹介していきます。

フェードカットとは?

フェードカットのフェードは、「徐々に」という意味になります。

それをカットで表すと、地肌が見えるくらいの短い髪から徐々に髪を長くしていき、髪の色彩が白から黒に刈り上げていく方法です。

なので、フェードカットは「コントラストが強いグラデーション」と思っていただければいいですよ。

こちらを見でください。

引用:menshairstyletrends

・ショートスタイルとフェードの組み合わせ。

引用:.menshairstyletrends

パートスタイル(コームオーバー)にフェードの組み合わせ。

画像で見ていただければ、分かりやすいですね。

さらに、フェードカットは基本3つに分かられます。

細かく解説していきますよ。

フェードカットは基本3種類

フェードカットは、コントラストが強いグラデーションとお伝えしました。

そのグラデーションが始まる場所の高さで分けられます。

要は、高いか、低いか、真ん中か?

  1. ローフェード
  2. ミディアムフェード
  3. ハイフェード

この3つになりますね。

言葉で説明するよりも画像を見ていただければわかりやすいので、画像多めに解説します。

ローフェード

言葉のとおり低めのフェードになりますね。
低い位置からグラデーションが始まっています。

引用:menshairstyletrends

こちらのスタイルは、高めに刈り上げていますが低めの位置からフェードが始まっています。

ミディアムフェード

真ん中のラインから始まるグラデーションになります。
基本のフェードになりますが、意外とコントラストのバランスが難しいフェードですね。

引用:menshairstyletrends

白・グレー・黒のバランスが良いザ・ミディアムフェード。

ハイフェード

白い部分が最も多いフェードがハイフェードです。
グラデーションの幅が狭く、白と黒のコントラストが強く感じられるフェードになりますよ。

引用:menshairstyletrends

・ハイフェードではありますが、グレーの部分が多いので少し落ち着いたハイフェード。

引用:menshairstyletrends

・こちらは、白い部分の割合が多いので、スッキリ感のあるハイフェード。

この基本の3つフェードにプラスしたフェードカットが存在します。

それが「スキンフェード」です。

スキンフェードは文字通り、スキン=肌という意味なので、0.0㎜の事になります。
髭剃りのシェーバーのような髪の毛専用のシェーバーになります。

引用:menshairstyletrends

・耳上指2、3本分くらいの幅でスキン(0.0㎜)にしたハイフェードのパートスタイル。

先ほど、基本の3つのフェードカットにプラスしたとお伝えしましたが、その3つフェードカットの一番短い部分を「スキン」にする事になります。

なので、高さは関係ありません。

各フェードに合わせてバランスを見ながらスキン部分を入れていきます。

では、スタイル画像もお見せしますね。

スキンフェード

引用:menshairstyletrends

ミディアムフェードにスキンをプラス。
スリックバックスタイル。

引用:menshairstyletrends

日本では角刈りと呼びますが、その角刈りに梳きフェードをプラス。
フラットトップスタイル。

子供でもスキンフェードを入れてもOKですよ。

スキンフェードを入れる事でバランスよく髪が伸びていき、もみあげや襟足の髪が膨らみにくくなりますよ。

髪の毛が耳に掛かることが嫌な方には、大変おすすめですね。

デメリットとしては、スキンである状態がベストなので、髭のようにすぐに伸びた感じがして、気になりやすくなってしまう事です。

なので、こまめな手入れが必要になりますよ。
当店でもスキンフェードの方は、週1や2週に1回、3週に1回とご来店していただけています。

誠に感謝です。

フェードカットについてお伝えしましたが、よく勘違いしてしまうツーブロックの違いもお伝えしていきますね。

フェードカットとツーブロックの違いは?

よくお客さんから、フェードスタイルの画像を理美容師に見せて、カットしてもらったけどイメージと違ったという話を聞きます。

詳しく話を聞いてみると、理美容師自体がフェードカットとツーブロックを勘違いしているか、フェードカットができないため、ツーブロックにしているかのどちらかになっていますね。

フェードが出来ない方は、無理にフェードカットする必要がありませんよ。
僕も女性のカットはお断りますからね。

勘違いしている方は、フェードの白から黒のグラデーションが、ラインみたいにはっきり見えているため、ツーブロックと勘違いしてしまっているようです。

先ほどお伝えしたように、フェードは「コントラストが強いグラデーション」でしたよね。
つまり、スロープのように徐々に繋げてカットされています。

ツーブロックは、2段に分けて髪の長さに差をつけてカットしていますよ。
髪の毛を繋げてカットしてないため、階段のように段差になっているのがツーブロックになります。

上の画像がフェードスタイル。

下の画像はツーブロックになりますよ。

引用:beauty-box.jp
  • フェードは髪の毛が繋がっていて、色味が2段に分かれて見える。
  • ツーブロックは刈り上げに上の髪が被っていて、髪の長さが違う。

画像を見てみると分かりやすいですよね。

フェードにしたい方は、理美容師さんにこのブログを見せてもいいかもしれませんね(笑)

簡単にまとめます。

まとめ

今回はフェードカットについてお伝えしてきました。

まず、フェードカットとは?

「コントラストの強いグラデーション」で「地肌が見えるくらいの短い髪から徐々に髪を長くしていき、髪の色彩が白から黒に刈り上げるカット方法」

そして、フェードカットには3つ種類があります。

・ハイフェード
・ミディアムフェード
・ローフェード

さらに、この3種類のフェードにプラスしたフェードが「スキンフェード」になりますね。

最後は、ツーブロックとの違いをお伝えしました。

ツーブロックは、「階段のように髪の長さが2段にわけてカットされている」
フェードは、「スロープのように徐々につながってカットされています」

このように違いがありますよ。

サラッとまとめてしまいましたが、なんとなく理解してもらえたでしょうか?

フェードにも種類があるので、スタイルに合わせて上手く組み合わせる事で、バリエーションが増えますよ。
是非試してみてくださいね。

では、また。
よろしくお願いしまッス。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次