最近は、若い方でも刈り上げを希望する方が増えています。
きっと、フェードカットのおかげですね。
フェードもいいですが、まずは基本の刈り上げを知っておきましょう。
刈り上げと言うと、ほとんどの方がバリカンで短くするというイメージになると思います。
さらに、耳周り、襟足をサッパリさせるだけで、どんな刈り上げも同じように見えていますよね。
しかし、刈り上げにも種類があるんです。
そこで今回は、刈り上げの種類についてお伝えしていきますね。
普段バリカンを上下に動かして刈り上げている僕ですが、希望の髪型や、骨格に合わせて刈り上げをしています。
この刈り上げの種類を知っておくだけで、BARBER(理容師)さんや美容師さんに髪型を伝えやすくなりますよ。
種類と言っても何十種類もあるわけではなく、たったの3種類。
では、刈り上げには、どんな種類があるのでしょうか?
刈り上げ種類は3種類。
これさえ知っておけばOKですよ。
- 丸みのある刈り上げ。
- 角を残した刈り上げ。
- Rをつけた刈り上げ。
この3つの刈り上げでスタイルが出来ています。
一つ一つお伝えしていきます。
画像も見ながらイメージしてみてくださいね。
丸みのある刈り上げ
丸みのある刈り上げで思い浮かびやすい髪型と言えば、「ボウズ」ですね。
要は、頭の形にそって刈り上げした刈り上げの事になります。
髪の長さが下から上まで同じくらいの長さ。
言葉より、画像のほうがイメージが分かりやすいですよね。
メリットとしては、サイドのボリュームを取り除けるので、スッキリ見せる事が出来ます。
いくつかスタイルをお見せします。
少し長めの刈り上げになりますが、角(かど)が出ないように、シルエットを丸くしてある刈り上げですね。
こちらのスタイルは、ラインまでしっかりバリカンで刈り上げているスタイルですね。
このように丸みのある刈り上げは、頭の形にそって刈り上げているスタイルになりますよ。
デメリットとしては、トップが長いと刈上げ部分との髪の長さに差が大きくなります。
なので、ナチュラルなスタイルには不向きですね。
ナチュラルなスタイルに落とし込む場合は、気持ち厚めに刈り上げるとバランスが良いですよ。
角を残した刈り上げ
角を残した刈り上げと言っても、角刈りではないので、安心してください。
刈り上げと言ったら、この角を残した刈り上げをイメージする方が多い気がします。
こんなイメージになりますね。
この髪型のように、上に向かうにつれて髪の毛が長くなり、直線的に拡がっていますよね。
重さが残り、自然と角が出来上がります。
これを、「角の残した刈り上げ」と表現しました。
この刈り上げのメリットは、男らしくキリっとした印象を与える事が出来ますよ。
バーバースタイルに向いている刈り上げですね。
ツーブロックでこの刈り上げをしてしまうと、上の被る髪が浮いてしまい、カッパのようになってしまうので注意が必要です。
最後の刈り上げは、実は最近よく見かける刈り上げになりますね。
Rをつけた刈り上げ
Rをつけた刈り上げ?
ちょっと分かりにくいですよね。
こちらをご覧ください。
上の画像のように、曲線で円を描くように丸みのある刈り上げの事になります。
今までは、あまりR(アール)の刈り上げでカットする事がなかったですね。
なぜなら、ハサミで刈り上げる事が多かったから。
ハサミは、操作的に直線な刈り上げは得意ですが、曲線な刈り上げは苦手になります。
最近は、フェードを入れるためにバリカンを使って刈り上げる事が多くなりました。
バリカンは直線的な刈り上げも曲線の刈り上げもきれいに仕上げる事が出来ます。
(バリカン操作に慣れていないと難しい)
Rの刈り上げのメリットは、曲線のシルエットのため柔らかい印象を与える事が出来ます。
特に、ネープのシルエットが綺麗になりますよ。
刈り上げどうでしょう。
刈ってみたくなりましたよね(笑)
刈り上げにも種類があるので、同じ髪型でも刈り上げだけで雰囲気が変える事が出来ますよ。
簡単にまとめますね。
まとめ
今回は、刈り上げについてお伝えしました。
前までは、刈り上げはダサいとか、カッコ悪いみたいなイメージが強かった気がします。
刈り上げてもツーブロックで刈り上げぐらい。
フェードのおかげで、だいぶ短くするお客様が増えていますね。
刈り上げの種類は3つでしたね。
- 丸みのある刈り上げ
- 角を残した刈り上げ
- Rをつけた刈り上げ
丸みのある刈り上げは、頭の形にそって刈り上げる刈り上げの事。
イメージは、坊主やソフトモヒカンになりますよ。
角(かど)を残した刈り上げは、直線的に広がっていくイメージの刈り上げ。
重さが残り、自然と角(かど)出来上がる。
Rをつけた刈り上げは、曲線で円を描くように丸みのある刈り上げの事。
ネープから繋がった曲線のシルエットで、柔らかい印象のスタイルに仕上がる。
髪型を探すときのイメージとして、参考にして下さいね。
BARBER(理容師)さんや美容師さんに伝える時にでも、活用していただければ幸いです。
では、また。
よろしくお願いしまッス。